忍者ブログ
[49]  [48]  [47]  [46]  [45]  [44]  [43]  [42]  [41]  [40]  [39
子供の頃聴いた音楽や画像を見ながら久しぶりに記事を書く。

過去のアニメやゲームやイラストなんかをみて今時のそれと比べると
すごい洗練された未来に向かって進化してきたんだなと思う。
そして自分もそんな進化する世界の中に居るのだと。

隣の部屋で寝ている父も、当時風邪で寝込んだ小学生の自分に(恐らく
元気付けのために)不意に買ってくれた「ファミコン」がこんな未来を
つくるとは思わなかっただろう。

父から与えられたファミコンであらゆる世界を救ったゲームボーイな
自分は高校卒業後すぐに(主に下請けの)ゲーム製作の会社でバイトを
した。
スポーツ系製作の部署に所属し、先輩からドットでデッサンを学んだ。
これが自分が真剣に絵というものを意識して学んだ時期だった。
美大芸大卒の芸術家達からすると間違いなく(笑)かwwwが付けられる
であろう学歴だ。
しかしこれが最も自分に+になる技術だったと、今痛感する。

当時ファミコン、スーパーファミコンの製作において、グラフィック表示
能力の関係上キャラクターを低頭身化することが多かった。その上で
なるべく元原画の雰囲気を壊さずに~少ないドットで~色で~と、ここ
までできてやっと「ゲーム製作におけるデッサン」として認められた。

先輩方から叩き込まれていたその技術をフルに活かしてデビュー作
「ドラゴンフォース」が生まれた。
これがなかなかのヒット作となり、自分の人生が絵描きのレールに乗った。
リアルな頭身と低頭身、両方描けたおかげで勇者として世界を救っていた
ゲームボーイは「勇者を生み出す人」にレベルアップできた。

それからはキャラクターデザインがメインのイラストレーターになった。
普通にイラストレーターでないのはゲーム製作にも絡みたいからだ。
企画書段階でもカットなどを積極的に描いて開発GO!まで持っていく
手伝いをしたり、案出し、商品の路線を確定するまでいろんなテイストで
描いてみたり。
こんなとき、いろんな頭身で世界観を大きく変えられるのは強い武器だっ
たと思う。ここでもあの技術が大いに役に立っていた。

そして今、同じ技術を使って「モンスターを生み出す人」になりつつある。
美しくて繊細な、迫力のあるモンスターが溢れかえる中、この簡略化された
低い頭身のモンスターがよくここまで広く受け入れられたものだと驚く。
やはり「ゲーム的デッサン」は偉大なのだろうか。
磨き続けた技術だから受け入れられたのだろうか。




こんな未来をつくるとは思わなかった自分は今、某社株のひとつも買って
いない自分を呪っている(笑)
父にとってあの「ファミコン」は失敗だったかもしれないが、自分はそうは
思わない。

やばい、起きてきた。見られたら恥ずかしいのでここまでとする。

拍手

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
08 2018/09 10
S M T W T F S
1
2 3 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
Twitter
プロフィール
HN:
■日野慎之助
職業:
■ イラストレーター
自己紹介:
■ 主にゲームのイラストやキャラクターデザインをしています。
最近は自治体など要請で土地ゆかりの人物イラスト等も描かせて頂いております。
Mail
バーコード
ブログ内検索
attention
■ページ内に記載された文章や画像等を無断転載・複製とか しないで下さい。
■管理人が不適切と思った
コメント等は予告無く
削除する事があります。
■管理人:Kotama
忍者ブログ [PR]
border="0"